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内藤 裕子 さん

私がアメリカのニューヨークへ初めて語学留学生
として渡米してきたのは、今から8年も前のことになります。
当時の留学の目的は、英語をマスターし、自分と異なる
文化を持つ人々と交流を深め、視野をもっと広げたい、
という単純なものでした。
 家族には1年という約束で渡米したにもかかわらず、
やはり1年足らずではやっと友だちとコミュニケーションが
とれるといった具合で、このままでは何の為に留学したのか
意味がないと思い、アメリカでのビジネスを学ぼうと
専門学校へ入学を決めました。
 ビジネス専門学校を選んだ理由として、社会へ出てすぐに
実践できるようカリキュラムが組まれていること、
そして何よりも卒業と共にプラクティカル・トレーニングビザが
発行されるという、私のように短期間でビジネスの基礎を学び、
すぐに実践したい者には願ってもない学校だったのです。
 入学した当初は、言葉もままならないのに、
果たしてアメリカ人のクラスメートと同等に勉強できるのか
とても不安でした。しかし、私と同じ状況にある留学生らと
共に助け合い、勉強に交友関係にと、とても充実した学生生活を
送ることができました。
 卒業後すぐに就職活動ができるように早めにPTビザの
申請を申し込んでいたおかげで、卒業とほぼ同時にビザを手に
入れることができ、就職斡旋業者のひとつである
Max Consulting Groupへ登録をしました。
 私は日本にいる頃、都内のアパレルメーカーの本社で
全国各店舗の売り上げや、商品管理をまかされており、
毎日各支店の店員の方々とやりとりをするうちに、
人とのコミュニケーションや信頼性がいかにビジネスに
重要であるかを覚えさせられました。
 この日本の社会で学んだことをどのくらい生かせるのか
自分を試してみたいと思い、私はカスタマーサービス業
を中心に仕事を探しました。
Maxへ登録してから間もなく、日系クレジットカード会社での
カスタマーサービスの仕事を紹介していただき、最初の1年をPTビザ、
そしてその後スムーズにH1ビザを発行してもらうことができました。
 主な業務内容は、日本人観光客や駐在員のお客様への
クレジットカードを通じてのサポートです。サポートと
一言で言っても、住所変更から紛失・盗難やクレーム処理までと、
あらゆる仕事を一人で進めなくてはならず、しかも日本と
アメリカでのクレジットカードの違いを踏まえた上で、
お客様と対応する必要があり、毎日が勉強でした。
 しかし、日本経済不況のあおりを受け、私のいた支店では、
カスタマーサービス業を廃止せざるを得なくなってしまいました。
私はこの会社に4年もの間お世話になり、その間、
アイオワ州にある大学で密かに進めていた通信教育で
ビジネス・アドミニストレーションの学士号も取得しました。
 再就職先を探す為に、再びMaxへ相談をしに行きました。
スタッフの方から丁寧に履歴書や面接でのアドバイスなどを
たくさんいただいたおかげで、ひとつ目の面接で、幸運にも
相談した翌週に次の就職先が決まりました。
 現在、日系保険ブローカー会社でカスタマーサービス業を
任されています。仕事の内容は主に、企業からのクレーム請求や
保険加入の手続き、そしてその他保険に関するあらゆる
相談に応じています。
 本来ならば、保険加入後はお客様が直接保険会社と
コンタクトを取り、クレームの手続きなど各自行うのですが、
ここはアメリカ、何度言ってもクレームの支払いをしてくれない
保険会社や、請求されるべきでない保険料を請求されて
しまったお客様など、個人では解決できないような高度な問題が
回ってきます。
 やはり、こういったトラブルに巻き込まれるのは人間
誰でも不服なことです。そういったお客様の不安を少しでも
取り除いてあげられるよう、私は毎日保険会社にコンタクトを取り、
ちょっとしたアクションでもあればすぐにお客様へ
知らせてあげるように心がけています。おかげで多くのお客様から
信頼されるようになり、問題が解決する度に御礼のメッセージ
をいただくまでになりました。
 私はカスタマーサービス業を通じ、日本にいてもアメリカにいても、
ビジネスにおいて信頼関係を確立することはとても重要で
あるということを改めて身にしみて感じさせられています。
お客様の喜ぶ声や御礼の言葉に支えられ、これからも毎日
仕事に励んでいこうと思っています。

最後に、これからアメリカで就職される留学生の皆さん、
社会に出ていろいろ貴重な経験や辛い経験をすることと思いますが、
これらの経験を糧に目標に向かって突き進んでいって下さい。