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宮地 忍 さん

高校生のときから“アメリカに住みたい”と希望していましたが、その夢は叶わないまま、大学4年間を日本で過ごしました。大学では経営学を専攻し、そこで取った情報処理の授業で、コンピュータの魅力にとりつかれました。しかし、その当時の日本のコンピュータ教育は“最先端”とはいえず、「アメリカならもっと学べるのでは」と考え、留学を決意しました。
1997年夏に渡米し、ニュージャージー州のほぼ中央にあるセント・エリザベス大学に入学し、コンピュータ情報システムを専攻しました。大学・大学院生合わせて2000人足らずの小規模大学で、留学生は日本人は約20人を含む60人だけでした。小さな大学だったので、ESLと普通のクラスを並行して取ることができました。しかし、アメリカ人の中に私一人というクラスもあり、ついていくのがかなり大変でした。英語がうまく話せないという理由で、「勉強ができない落ちこぼれ」と思われたこともあり、悔しい思いしました。とにかく、英語のハンデがあるので、実技とテストで良い成績をあげるよう努力しました。
校内でできるアルバイトもしました。生活費の足しにすることよりも、他の学生との交流を深めたい、という気持ちでした。留学生向けの新聞の編集に加わったほか、学部長のアシスタント、コンピュータ・ラボで学生をサポートする仕事をしました。サポートの仕事はいろんな人と接する機会が持てたほか、友だちもでき、英語力をつけるのに役立ちました。とにかく、努力に努力を重ねた、あっという間の3年間が過ぎたような気がします。
大学を卒業する1カ月前に、就職活動を始めました。英語と日本語を使えるバイリンガルの仕事がしたくて、日系企業での就職を希望しました。そして、人材派遣のマックス社に登録し、初め紹介されたのが、現在の職場、(株)ゼブラ・ペン(ZebraPen Corp.)でした。コンピュータを使った自分の希望どおりの仕事ができそうで、「どうしてもこの会社に就職したい」と、自分を強くアピールしたことを覚えています。
面接では「コンピュータの知識と能力がある」ことを、大学でのグループ・プロジェクトを例に挙げ説明しました。私は、英語が流暢でないということが理由で、5人で作るはずのグループから除外され、1人でプロジェクトをこなさなければならなくなりました。しかし、単独でやったプロジェクトが教授に認められ、次の学期でクラスのケーススタディとして使われたことを説明しました。大学時代に学んだことのほか、失敗や経験をバネに前向きに対処していいったこと、などを話しました。面接の最後は、大学で学んだことをどのように職場で生かせるか、どのようなアプリケーションを使ったら、スムーズにデータベースを管理できるかなど、自分なりの意見を述べて締めくくりました。
現在はビジネス・プランニング部のアシスタントとして働いています。データベースの管理や、そのデータを元に資料の作成しています。面接の時、自分の経験を通してアピールした人は私だけだったそうで、「この人なら、複雑なコンピュータの仕事を理解し使いこなせるだろう。失敗してもそれをバネに頑張れる」と面接官の間で話し合いが行われ、採用が決まった、とあとで上司から聞きました。これから就職する皆さんも、自信を持って「私はこれができます!こうやりたい!」ということをアピールしてください。

第1段落:College of St. Elizabethは小さい学校とあるが、ニュージャージーのどのあたりにある学校で、どれくらいの規模(例:全校生徒2000人、留学生は日本人が20人、その他の国が約50人など)なのか?

ニュージャージの真中あたり、New York City より、電車で約1時間西にいったところです。規模は、全校生徒(大学院生など、全員をあわせて)1971人、内、Full-Time の生徒は、550人ぐらいです。日本人留学生は、約20人、その他の国からは、40人ぐらいです。

第2段落:どのような“大変な思い”をしたのか?
講義とノートをとることがいっぺんにするのが、難しかった。それと、日本の学校と、まったく違って、クラス参加型(発言や質問をすること)が多かったため、最初は、戸惑った。宿題をするのにアメリカ人の倍の時間がかかるため、最初は寝る時間があまりなかった。

学内でしたアルバイトは、お金をもらうため、それとも大学のアクティビティのひとつとして自分を売り込む(経験する)ため?お小遣いをためるためもあったが、コンピューターに関しては、英語力をあげるため
と経験をつむための両方です。アルバイトのおかげで、友達もたくさんできたし、英語力もアップしたと思います。

Deanとは学部長のこと(その他特別な肩書きのある方なのか)? 
彼女の肩書きは、Associate Dean of the Woman’s College です。

Student Lab Aideとはそんな仕事なのか(学生サポートと書いてみましたが)?コンピューターのトラブルシューティングと、ラボを使っている人たちのサポート。

留学生向けの新聞はどんな新聞?
ニューヨークのイベント情報をのせたり、学校での留学生向きのイベントの紹介など、留学生が手に入れにくい情報の提供。たまに、先生方からのアンケートや、新入生(留学生)の紹介などを載せました。

第3段落:日系の会社に就職したかった理由は? 
英語と日本語の両方をいたしたかった。

一番はじめの(面接を受けた)会社ということは、その他にも面接を受けたのか?2社面接しました。もしそうなら、他の会社に入らず、この会社を選んだ理由は?
自分が学んだことを十分に生かせそうだったので。もう1社は、まったく、自分の分野と違うのでお断りしました。

就職できた要因は何だと思う? 
コンピューターを学んで、これができます!という自信がアピールできたこと。それと、ボスとフィーリングがあったのだと思います。後から、ボスが言っていたことなんですが、自分の経験を通してアピールした人は私だけだったそうです。私なら、彼女が作った物(ちょっとしたプログラム)を理解してくれる、使いこなしてくれるような気がしたと。私の話から、失敗してもそれをバネにして、がんばれる人だと思ったから、採用したと。

“この会社に就職したくて、すごくアピールしたことを覚えています”とは、どのようなアピールだったのか?仕事内容の説明があったときに、すぐに私ならこうできると思ったため、“もし私なら、こうする。もっと改善方法があるのではないかと、熱心に説明しました。とにかく、この会社で自分が何ができるか、わかる範囲内で説明しました。