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林 晃司 さん

私は1999年9月よりニューヨーク市立大学バルーク校経営管理大学院で、金融学を専攻し、2001年6月に卒業しました。在学中は日本の大学時代とは異なり、図書館通いが日課でした。今振り返ってみると2年間は短い期間でしたが、多くのよい友人に出会え、様々な事が学べたと感じます。学生の多くは、入学直後から卒業後の就職について考えているようでした。一方、私は最初の1年間は学校の授業についていくのが精一杯で、就職活動を積極的に行ったわけではありませんでした。
ただ、2年間の在学中に開かれたジョブフェア等に参加し、就職活動をしていました。2000年10月のキャリアフォーラムでは、日本勤務で何社か働きたいと思う会社は確かにありました。ただ、在学中にアメリカの労働許可証を取得していたので、最終学期にはニューヨークにあるMAX Consultingへ登録を済ませていました。そして数社と面接の機会を与えられ、特にプライスウォーターハウスクーパース(以下PwC)においては、現在の上司と業務内容の詳細や自分がやりたいことを十二分に話し合うことができました。会計事務所のことを全くと言っていいほど知らなかった私ですが、その上司と話していくうちにこの業界で挑戦してみたいと感じたのです。なによりもPwCで働きたいと考えた理由は、専門家として確固たる知識を武器に各クライアントが満足できるサービスを提供することに魅力を感じたからです。確かに私の専攻はファイナンスだったため、不安があったのも事実です。しかし、自分が渡米し留学する前に「ジェネラリストではなくてスペシャリストになりたい」と考えていたボトムラインでは整合性があったように感じます。
2001年3月から6月までインターンとして、そして6月以降はフルタイムとして国際税務部に籍をおき半年近くになりますが、毎日が新しいこととの遭遇で四苦八苦しています。突拍子もない質問をすることで、上司を驚かすこともしばしばあります。納税申告書作成業務では、不慣れなためかなりの時間を要しましたが、それが出来上がった時の達成感は言葉では表現できないものでした。
さて、PwCは各レベルに応じてトレーニングが充実しています。最近、私も1週間あまり事務所が用意したホテルに宿泊し、トレーニングを受けました。これは、全米各事務所から40人程度が参加し、かなり内容の濃いものでした。講義は英語で行われるばかりでなく、日本教育ではまだまだ課題となっているディスカッションやスピーチもあり、自分の意思表示と決定の訓練をもこのプログラムでは意図されているようです。内容は初めて学ぶことが多いため、その場限りで理解したとは到底いえませんでしたが、自分自身への大きな刺激と優秀な同僚と出会うことによりさらなる向上心を掻き立てられたことは確かです。今後、アメリカ税法を理解するまでには、かなり長い道のりを歩まなければならないと覚悟していますが、クライアントの方々に一日も早く信頼されるサービスを提供できるように努力していきます。
もちろん、自分の目標を達成するためには、自分一人の力だけではなく、周りの人々の助けがあって初めて叶うものだと考えています。例えば、自分が留学決意する前も、「どうすればTOEFLやGMATの点数が上がるのか?」「大学院に提出するエッセイのクオリィティを上げるにはどうすればいいのか?」など多くの友人等に相談し、仲間同士で助け合いました。また現在、クライアントの納税申告書を作成する過程においても、上司・同僚の忍耐強い指導があってこそできたものと確信しています。感謝の一言につきます。これからアメリカにて留学、就職される皆さんも、多種多様な人と人のネットワークを大切にしてください。
また、悔いの残らないように挑戦することが大事なのではと感じます。そういった過程で、迷う事もあるかもしれません。そんな時、私の場合は、まず自分の今置かれている状況を把握して、過ぎてしまったことや遠すぎる未来(将来)のことは考えず、今出来ることだけに注力します。
最後に、今まで多くの失敗をしてきた私ですが、結構ポジティブシンキングって重要だなと思います。もちろん、自分の中で改善・改良出来る事はしなければいけませんが、常に前向きに考えていると、自然とそのように回る気がします。例えば、何か嫌な事、辛い事、またしんどい事があれば、私はいつも、「大丈夫だって」「なんとかなるって」と自分自身に言い聞かせています。これから皆さんも何かにつまずいたら、
「大丈夫だって」「なんとかなるって」と言い聞かせてみて下さい。